8月1日(木) | 東京女子大学特別客員教授 高 原 明 生 先生 |
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◇現代中国の政治と外交 -日中関係の行方 | |||
今の中国の政治と外交をテーマに、日本と異なる統治機構のあり方や習近平一強体制が直面する内外の課題について解説し、日中関係を展望する。 | |||
参考書 | 「東大塾 社会人のための現代中国講義」丸川知雄、伊藤亜聖/共編著 東京大学出版会(2014年) 「シリーズ中国近現代史⑤ 開発主義の時代へ1972-2014」 前田宏子/共編著 岩波書店 (2014年) 「日中関係 2001-2022」 園田茂人、丸川知雄、川島真/共編著 東京大学出版会 (2023年) |
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8月2日(金) | 東京大学名誉教授 延 廣 眞 治 先生 | ||
◇三遊亭円朝作「怪談乳房榎」の創作技法を考える | |||
「怪談乳房榎」の原作は、十返舎一九作「深窓奇談」中の「尾形霊斃奸曲智」で舞台は信州。円朝は江戸に変えて「怪談乳房榎」を創った。その変え方などにつき述べる。 | |||
参考書 | 「江戸落語 誕生と発展」 延広真治/著 講談社学術文庫 (2011年) 「円朝全集」全13巻別巻2 倉田善弘、延廣眞治 等/編 岩波書店 「幽霊名画集」 辻惟雄編筑摩書房 ちくま学芸文庫(2008年) |
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8月3日(土) | 理化学研究所 開拓研究本部主任研究員 坂 井 南 美 先生 | ||
◇私達の起源を宇宙に求めて~物理学と化学と天文学の融合~ | |||
大学に入ると、化学は物理、物理は数学、数学は哲学になると言われることがある。天文学はどうか。学問の境界は思っているよりも薄い。宇宙に私たちの起源を求める現代の天文学と宇宙の化学史を、最先端望遠鏡による観測研究を軸に紹介する。 | |||
参考書 | 「宇宙の物質はどのようにできたのか 素粒子から生命へ第6章」 日本物理学会/編 日本評論社 「スーパー望遠鏡「アルマ」が見た宇宙 第4章」 福井康雄/編 日本評論社 「大好きなことを研究する科学者になろう!![宇宙編]第4章」 扶桑社 |
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8月4日(日) | 東京大学 未来ビジョン研究センター 教授 江 守 正 多 先生 |
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◇気候の危機にどう向き合うか | |||
人間活動による温室効果ガスの増加が気候変動(地球温暖化)を起こしている。気候変動が人類にもたらす危機と、その回避のために必要な社会システムの大転換について論じる。 | |||
参考書 | 「異常気象と人類の選択」 (角川SSC新書) 他著書につきましては、 https://news.yahoo.co.jp/expert/authors/emoriseita より |
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8月5日(月) | (公財)日本経済研究センター 代表理事 元日本銀行副総裁 岩 田 一 政 先生 |
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◇国際金融情勢と日本の金融政策 | |||
最近の国際金融情勢の変化を踏まえ、異次元の金融緩和政策から脱却した日本の金融政策の正常化への道のりを論じます。 | |||
参考書 | 日本経済研究センター編 「金融正常化のジレンマ」 岩田一政・左三川郁子/著 日本経済新聞社(2018年) 日本経済研究センター編 「マイナス金融政策:3次元緩和の効果と限界」 岩田一政・左三川郁子/著 日本経済新聞社(2016年) 「量的・質的金融緩和:政策の効果とリスクを検証する」 岩田一成/著 日本経済新聞社(2014年) 「デフレとの闘い:日銀副総裁の1800日」 岩田一成/著 日本経済新聞社(2010年) |
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8月6日(火) | 慶應義塾大学経済学部教授 松 澤 裕 作 先生 | ||
◇明治日本の「社会福祉」 | |||
生活困難者に対してどのように手を差し伸べるか。そこには一つの社会のあり方が浮き彫りになる。現在でいえば「社会福祉」にあたる施策が、明治時代の日本ではどのように実施されていたのかを考えてみたい。 | |||
参考書 | 「生きづらい明治社会」 松沢裕作/著 岩波ジュニア新書(2018年) | ||
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